名言で振り返る『半沢直樹』 2020年版 -半沢直樹《スパイラル編》-

大ヒットドラマ『半沢直樹』2020年版の名言を振り返ります。
半沢直樹のスパイラル編(第一話~第四話)での名言です。

難しい案件だ。
だが、石橋を叩いてばかりでは、セントラル証券は何の成長もないままだ。
まずは一歩を踏み出すべきだと思う。
でないと、次の道が見えてこない。
これはセントラル証券が飛躍する大きなチャンスかもしれない。

第一話 半沢直樹

会社の都合を顧客に押し付けるな。
顧客のために、あらゆる可能性を検討しろと言っているんだ。

いい加減な提案をしてみろ、うちへの信用はガタ落ちになるぞ!

第一話 半沢直樹

これはセントラル証券全員のプライドの問題だ。
俺がどうなろうとそんなことは関係ない。
このままで済ませるつもりはない。

第一話 半沢直樹

言いたいことはそれだけか?
上へ不満を愚痴ってそれで終わりにするのかよ?
何をしても無駄だと全部諦めるのか?

第一話 半沢直樹

ふざけるなよ、諸田。
俺たちの仕事は人や会社の成長を願い、その手助けをすることだ。

証券も、いや、どんな仕事も目指すところは同じはずだ。
そこに勝ちも負けもない。
大事なのはどこで働くかじゃない。どう働くかだ。

俺たちは顧客の人生そのものを預かっている。
経営者、従業員、そしてその家族、全ての人生を預かっているんだ。
お前にその自覚があるか?

お前が売ったのは情報じゃない。
俺たちの信頼だ。
お前はこんなことするために銀行に入ったのか?
お前にはもう銀行員としてのプライドは無いのか?

第一話 半沢直樹

何かあれば「人事」「人事」と、先生に言いつける小学生のようだ。
証券営業部の部長がそんなことしか言えないとは、情けない。

第一話 半沢直樹

私はこのまま終わらせるつもりはありません。
この借りは必ず返します。
やられたらやり返す。倍返しだ!

それが私のモットーなんでね。

第一話 半沢直樹

株を買うってのはそこ会社を応援するってことでもあるんだ。
株の値段には金額には表せない人の想いってものが詰まっている。
儲かるかどうかじゃなくて、好きになるかどうかで選んだ方がいいよ。
ラブレターを送りたくなるような会社をね。

第二話 半沢直樹

こんなお茶くみをさせるために三木を銀行に戻したんですか?
三木は雑用や事務作業は苦手かもしれませんが、客の懐に飛び込む対人スキルはなかなかのものです。
営業でもそれなりの仕事ができるでしょう。
せっかくうちから引き抜いたのなら、ちゃんと使ってやってくれませんか?

第二話 半沢直樹

俺がどうなろうと、そんなこといい。
自分が必要だと思う仕事に全力を尽くす。
それがサラリーマンだ。

第二話 半沢直樹

欲しいのは謝罪じゃなく説明ですよ。
この話がどんな形で伊佐山から持ちこまれ、どういう裏取引があるのか。
全て洗いざらい話してもらおうか。

第二話 半沢直樹

お客様が望まれるなら、できることは全てやる。
たとえ相手が銀行だろうとな。

第二話 半沢直樹

私どもは、全身全霊をかけて、御行と電脳雑技集団を叩きのめすつもりです!
ご覚悟を。

第二話 半沢直樹

目には目を。
ご提案したいのは、逆買収です。

第二話 半沢直樹

いや、ヤバイどころじゃない。
相当、滅茶苦茶、激しくヤバイぞ、これは!

第三話 半沢直樹

全ての責任は俺が負う。
あとは、お前と瀬名社長に託す。

第三話 半沢直樹

フォックスとスパイラルが手を組めば、この世界に大きな利益と便利さをもたらすことができる。
その未来をイメージしながら交渉しろ。

そして、森山、忘れるな。
大事なのは感謝と恩返しだ。
その2つを忘れた未来は、ただの独りよがりの絵空事だ。
これまでの出会いと出来事に感謝をし、その恩返しのつもりで仕事をする。
そうすれば、必ず明るい未来が開けるはずだ。

成功を祈る。

第三話 半沢直樹

さぁ、瀬名さん。
世界中の人々の胸をときめかせてくれ。

第三話 半沢直樹

どうやらあなた方は相当な秘密をお持ちのようだ。
その秘密、必ず暴き出します。ご覚悟を。

第四話 半沢直樹

人事が怖くてサラリーマンが務まるか!

第四話 半沢直樹

戦う時、敵がいつも相手が正面にいるとは限らない。
気が付いたら戦いが始まっていることもある。
だがなぁ、一番厄介なのは敵が自分自身の時だ。

大丈夫だ。信念さえ持っていれば問題ない。

第四話 半沢直樹

一つ、正しいことを「正しい」と言えること。
一つ、組織の常識と世間の常識が一致していること。
一つ、ひたむきで誠実に働いたものがきちんと評価されること。

第四話 半沢直樹

仕事は客のためにするものだ。ひいては世の中のためにする。
その大原則を忘れた時、人は自分のためだけに仕事をするようになる。
自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、醜く歪んでくる。

第四話 半沢直樹

なぁ森山、これからお前はいろんな相手と戦うことになるだろう。
だがなぁ、最初の敵はいつも自分自身だ。
勝敗は時の運だが、決して自分の構えを崩すな。
いつまでも鋭い太刀筋の森山でいてくれ。
これは、俺の願いだ。

第四話 半沢直樹

随分と情けないですね。
あの大和田暁が部下にいいように利用された挙句、すごすごと退散ですか。
だったら、あなたこそ負け犬だ!

このままやられっぱなしで終わるつもりですか?
役員会議まではまだ15時間もあるんですよ。
私が憎いのならそれでも結構。
ただしは、私はあなたが見返すカギを握っている。
私を利用しませんか?

第四話 半沢直樹

やるんです?やらないんです?
どっちだっ!!!!?

第四話 半沢直樹

ゴミ扱いしているのではありません。
ゴミだと申し上げているのです。

第四話 半沢直樹

銀行という巨大組織にあぐらをかき、上だけを見て足元に潜む闇に気づかなかった。
500億の金をあなたはドブに捨てるところだったんだ。

あなたの書いたこのご立派な稟議書は、ゴミくずだ!

第四話 半沢直樹

「勝ち組」「負け組」という言葉がある。
私はこの言葉が大嫌いだ。
だが、私が銀行から赴任した時、この言葉をよく耳にした。
「銀行は勝ち組」「俺たち子会社の社員は、プロパーの社員は負け組」だってな。
それを聞いてもちろん反発する者もいたが、大半は自分はそうだと認めていた。

だが今はどうだ?
君たちは大銀行が総力を挙げても成しえなかったことを成し遂げた。
負け組だと思っていた君たちがだ!

大企業にいるからいい仕事ができるわけじゃない。
どんな会社にいても、どんな仕事をしていても、自分の仕事にプライドを持って日々奮闘し、達成感を得ている人のことを本当の「勝ち組」と俺は思う。

ここは若い会社だ。
君たちは40代から20代。大半は就職氷河期で苦労をした人間だ。
そうした事態を招いたバカげたバブルは、自分たちのためだけに仕事をした連中が顧客不在のマネーゲームを繰り広げ、世の中を腐らせてできた。
その被害を被った君たちは、俺たちの世代とはまた違う見方で組織や社会を見ているはずだ。

そんな君たちは10年後、社会の真の担い手になる。
君たちの戦いは、この世界をきっと良くしてくれるはずだ。

どうかこれからは胸を張って、プライドを持って、お客様のために働いてほしい。
たとえ相手が銀行でも遠慮することはない。
君たち世代の逆襲を、いや、君たちの倍返しを、私は心から期待している。

第四話 半沢直樹
OUT A TIMES編集部