これからスターウォーズを見る人のための、一目でわかる人物紹介

スターウォーズは1977年に第一作をジョージ・ルーカスが制作した、全9部作(2019年12月時点)の超大作映画。名前を聞いたことのない人はほとんどいないといっても過言ではない作品です。エピソード10~12の制作もディズニーから発表されていますが、2019年12月公開「エピソード9:スカイウォーカーの夜明け」で、ひとまず42年前にジョージ・ルーカスが考案したストーリーが完結しました。(EP7~9はディズニー主導)

「今まで見たことなかったけど、完結したから見てみようかな」「でも、登場人物が多すぎて覚えるのが大変そう」という方のために、主要人物のみをまとめました。

エピソード1~9までのストーリーをおおまかに把握するために必要な人物に絞っているので、「あのキャラクター、好きなのに入っていない」というのはご容赦ください。

尚、声だけの出演やEP3のルーク・レイアのように「登場人物」とまで言いづらい場合は△としています。

※「エピソード9:スカイウォーカーの夜明け」のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

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反乱軍 / ジェダイ

ルーク・スカイウォーカー

登場エピソード
EP1 EP2 EP3 EP4 EP5 EP6 EP7 EP8 EP9

EP4~6の主人公。レイアとは双子の兄妹で、アナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)とパドメの息子。EP4、5ではオビ=ワン、ヨーダに師事してフォースの使い方を習得し、ジェダイ・マスターとなる。EP6で父(ダース・ベイダー)とともに銀河皇帝であるパルパティーンを倒し、銀河にフォースのバランスをもたらす。

EP6以降は次世代のジェダイを育てようとしていたが失敗し、ベン・ソロ(カイロ・レン)をダークサイドに落とすきっかけを作ってしまう。最初のジェダイ寺院のある惑星オク=トーに身を隠していたが、EP7のラストでレイ達に発見される。

EP8ではレイの修行を見守るだけであったが、かつての弟子であるカイロ・レンと戦い、力を使い果たして死亡(フォースの霊体となる)。EP9ではレイを最終決戦へと導く。

レイア・オーガナ

登場エピソード
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ルークと双子の兄妹。出生は秘密にされ、赤ん坊の時に惑星オルデランを治めるオーガナ夫妻に引き取られる。EP4では反乱軍を率いるレイア姫として帝国に捕らえられるもルークとハン・ソロによって救出され、ルーク達と共に戦う。

EP7~9でも引き続き反乱軍を率いるリーダーとして戦い続ける。EP8では宇宙空間に投げ出されてもフォースの力で宇宙遊泳したり、EP9ではレイのマスターとなってフォース磨く修行につきあう。尚、EP9の回想シーンで、過去にルークからライトセイバーを操る訓練を受けていたことがわかる。

EP6の後、ハン・ソロと結婚し、ベンを出産。ハンとは同居している様子がないことからロックンロールな夫婦関係を築いていたと思われる。

ハン・ソロ

登場エピソード
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宇宙の運び屋でミレニアムファルコンを操る。嘘つき・お調子者であるため、賞金稼ぎから狙われがち。EP4でルークやオビ=ワンを運ぶ仕事を請け負ったことから戦いに巻き込まれる。EP5では生きたまま炭素冷凍させられ、EP6で救出される。そのまま反乱軍を率いて勝利に貢献する。

EP6以降はレイアと結婚するが、相棒のチューイと宇宙を気ままに旅していた様子。EP7で息子のカイロ・レンに刺されて死亡するが、EP9でカイロ・レンの記憶として登場し、ライトサイドへと引き戻す。

チューバッカ

登場エピソード
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ハン・ソロの相棒で、愛称は「チューイ」。惑星キャッシーク出身のウーキー族。推定250歳(EP9時)で、クローン戦争ではでヨーダと一緒に戦ったこともある。見た目は怖いが、仲間想いの心優しき獣人族である。

レイ

登場エピソード
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EP7~9の主人公。惑星ジャクーで廃品回収で生計を立てていたが、BB-8とフィンに出会ったことで、戦いに巻き込まれる。EP7の中盤からフォースの力に目覚め、「スカイウォーカーの血筋」を持ち「スノークによるダークサイドの修行」を受けたカイロ・レンを圧倒。

EP7のラストでルークを探し出すが門前払いにあってしまい、EP8では結局ほとんど1人で修行。EP8以降~EP9冒頭まではレイアにフォースの使い方を習っている。

EP7の序盤ではミレニアムファルコンを「粗大ごみ」と呼ぶが、操縦するスキルは持っている(しかも、かなりの腕前であることがわかる)。

EP8~9では星を隔てていてもカイロ・レンとフォースの力でホログラム通信のようなものができたり、ライトセイバーバトルをすることも可能。さらに、致命傷を負ったカイロ・レンを完全治癒することもできるようになった。

EP8ではカイロ・レンに「両親は普通の人間」と言われてしまうが、EP9で血筋が明らかになる。

最後は復活したパルパティーンと対峙し、銀河にフォースのバランスをもたらした。

フィン

登場エピソード
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元ストームトルーパーの脱走兵。コードはFN2187。「FN」なので、ポーに「フィン」と命名され、本人も気に入っている様子。EP7でポーの脱出を手伝い、反乱軍として戦う。EP7のラストでライトセイバーを使ってカイロ・レンに挑む(ジェダイ以外がライトセイバーを使う数少ない人物)。

多くの登場人物と同じく無鉄砲なところがあり、EP8では決死の特攻を試しみる。色恋沙汰があったが、ストーリーに不要と判断されたのか、EP9では無かったことになっている。

心優しく、ストームトルーパーには向いていない。元々、幼少のころに拉致され、ストームトルーパーとして訓練され続けた。レイのことを誰よりも気にかけている。

ポー・ダメロン

登場エピソード
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元スパイスの運び屋で反乱軍のエースパイロット。犠牲者を厭わない無鉄砲さが仇となり、EP8では更迭されてしまう。しかし、誰よりも勇敢で任務遂行能力があるため、EP9ではレイアに代わる将軍として任命される。BB-8の持ち主であり、BB-8を雑に扱われるとレイに対しても躊躇なく怒る。

オビ=ワン・ケノービ

登場エピソード
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EP1~3の主人公。クワイ=ガンの弟子として任務をおこなっているところ、アナキンと出会う。クワイ=ガンを失った後はアナキンの師であり、2人ともクローン大戦で活躍し、英雄となる。銀河帝国誕生以降は惑星タトゥーインに移り住み、ルークの成長を見守る。身分を隠すため、タトゥーインでは「ベン・ケノービ」と名乗っていた。

EP4ではレイア姫の救出に向かうとともに、ルークにフォースの使い方を教える。この時、「ルークの父はダースベイダーに殺された」と嘘をつく。そしてスターデストロイヤーに潜入した時にダース・ベイダーと戦い、フォースの霊体となる。

EP4でR2-D2のことを「こんなドロイド知らない」というが、EP1~3のストーリーと矛盾してしまう。「オビ=ワンがボケてしまった説」や「身分を隠していたので、知らないふりをしている説」がある。

フォースの霊体となってからもルークを見守り、アドバイスをする。

クワイ=ガン・ジン

登場エピソード
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オビ=ワンの師。惑星ナブーでの戦い(EP1)で、ダース・モールに敗れてしまい、オビ=ワンにアナキンを託して死亡する。実はフォースの霊体化を考案した人物で、ヨーダとは連絡を取っている様子。

ヨーダ

登場エピソード
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全てのジェダイの頂点に立つジェダイ・マスターであり、圧倒的なフォースの力を持つ。EP2のドゥークー伯爵やEP3のパルパティーンとの戦いでもその力を発揮。EP5でルークにフォースの修行を施すが、EP6で老衰により死亡、フォースの霊体となる。

EP8でも霊体で再登場し、迷えるルークを導く。

EP3までは厳格な人物であるが、惑星ダコバに移り住んでから(EP5以降)は面白老人となっている。

パドメ・アミダラ

登場エピソード
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惑星ナブーの女王で、共和国の元老院であり、ルークとレイアの母。女王時代は影武者を使い、侍女を演じていることもあった。

賞金稼ぎに命が狙われた際にアナキンがボディガードとなり、そのまま恋に落ちて極秘結婚する(EP2)。子供の頃(EP1)のアナキンが彼女と会った時の第一声は「君は天使なの?」であった。

EP3のラストでルークとレイアを出産するが、アナキンがダークサイドに落ちてしまったことで生きることに絶望してしまい、出産直後に死亡してしまう。2人の命名が彼女の母としての最初で最後の仕事となった。

アナキンは彼女が近い将来死亡してしまう予知夢を見ており、それを食い止めるためにダークサイドに手を染めてしまったが、結果的にアナキンの行動がパドメを死に至らしめることになってしまった。

尚、帝国にルークとレイアが発見されるのを防ぐため、彼女の葬儀では出産前に死亡したことになるよう偽装された。

C-3PO

登場エピソード
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幼少のアナキンが制作した多言語翻訳ドロイドであり、あらゆる銀河・惑星の600万の言語を翻訳できるらしい。シスの古い言葉もわかるらしいが、プログラムにより翻訳が禁止されている(EP9)。

EP1では製作途中でアナキンがクワイ=ガンに引き取られてしまったため外装がついておらず、母のシミによって後に取り付けられる。さらにEP3では金色の外装となる。

非常に災難に遭いやすく、EP2では戦場で撃たれて首が取れ、バトルドロイドの頭がついてしまったり、EP5の惑星べスピンで撃たれてバラバラにされているが、R2やチューイに助けられる。

EP3とEP9で2回メモリを初期化(記憶の消去)をしている。(EP9ではR2にメモリのバックアップがあったため、ミッションに参加前までの記憶は戻っている)

R2-D2

登場エピソード
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惑星ナブーのアストロメク・ドロイドであり、主人はパドメ⇒アナキン⇒レイア⇒ルークと移り変わっている。宇宙船や他のドロイド(主にC-3PO)の修理、扉の解除、デススター設計図のコピー、ホログラムの再生、飛行、戦闘機の操作補助等、高機能であり、EP3では炎を噴射する等して敵のバトルドロイドと戦っている。

EP6~EP7の間にルークが失踪して以降スリープモードとなっていたが、BB-8がルークへの足掛かりを持ってきた時に再起動した。EP8でルークと再会した。

BB-8

登場エピソード
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ポー専用のドロイドだったが、EP7の途中からレイと行動を共にすることが多い。しかし、BB-8を粗末に扱うとポーに怒られる。

R2と機能的に似ている面は多いが、飛行能力は無い(EP9までは飛行シーンは無い)。しかし、高速で転がることができるため走力は高い。

帝国 / ファースト・オーダー

ダース・ベイダー / アナキン・スカイウォーカー

登場エピソード
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EP1~3の主人公で、ルークとレイアの父。「フォースにバランスをもたらす者」としてクワイ=ガンに見い出され、ジェダイとなる。オビ=ワンの弟子となって腕を磨き、数々の戦闘を経てクローン大戦で活躍する。強力なフォースを持ち、パルパティーン最高議長から認められてジェダイ評議会のメンバーとなる。しかし、一部のジェダイから信頼を得られず「マスター」の称号は得られなかった。このことからジェダイに対する不信感を覚えたことと、パドメが死亡する予知夢を恐れるあまりパルパティーンの術中にはまってしまう。結果的にジェダイを裏切ってダークサイドに手を染めてしまい、「ダース・ベイダー」として生まれ変わる。

銀河帝国誕生以降は皇帝の右腕として数々の惑星を支配し、自ら前線に赴き反乱軍と戦う。サイボーグ化する前と比べて動きにキレは無くなっているが、巨大なフォースの力は健在。

惑星べスピンでルークと戦い、追い詰めた際にルークの父であることを明かす(EP5)。新デススターではルークに敗れてしまうが、ルークの強い心により、善の心(ジェダイとしての心)を取り戻す。皇帝のフォースライトニングを浴びながらも皇帝を倒すが、ルークの腕の中で死亡し、フォースの霊体となる。

パルパティーン皇帝 / ダース・シディアス

登場エピソード
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EP1~9における全ての黒幕。
元老院議員⇒最高議長⇒銀河皇帝と大出世する。実はシスの生き残りであり、ヨーダをも凌ぐ強力なフォースを持つ。アナキンの心を巧みに操って手駒とし、ダークサイドに引き込んだ。性格は非情であり、師のダース・プレイガスを暗殺したり、役に立たないと判断するとドゥークーやダース・ベイダーを簡単に切り捨てる。

新デススターと共に皇帝は滅んだと思われていたが、実は復活しており、スノークを操ってファースト・オーダーを率いていた(EP7~9)。自身の完全復活のため、惑星エクセゴルでレイを乗っ取ろうとした。自由が利かない身体となってからも強力なフォースは健在であり、フォースライトニングで反乱軍を全滅寸前まで追い込む。

カイロ・レン / ベン・ソロ

登場エピソード
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ハン・ソロとレイアの子供であり、アナキンの孫。ルークによってフォースの訓練を受けていたが、ある事件がきっかけでダークサイドに堕ちてしまう。アナキンからしっかり自己中心的な性格を受け継いでいる。

祖父のダースベイダーに憧れており、マスクを被っている。ダースベイダーは生命維持のためマスクが必須であったが、カイロ=レンはその必要がないため、マスクを着用せず活動することも多い。自ら前線に赴いて戦うことが多いのも、ダースベイダーとの共通点である。

EP8でスノークを殺し、ファースト・オーダーの最高指導者となる。

EP9では記憶の中のハン・ソロに諭されて善の心を取り戻し、ベン・ソロとして最後の戦いに向かう。

スノーク

登場エピソード
EP1 EP2 EP3 EP4 EP5 EP6 EP7 EP8 EP9

ファースト・オーダーの最高指導者であったが、EP8でカイロ・レンに殺される。実はパルパティーンの生み出し、操っていたクローン人間であり、惑星エクセゴルで培養されている。

OUT A TIMES編集部