堺雅人さん主演『半沢直樹2』が2020年、いよいよ公開されます。
「やられたらやり返す。倍返しだ!」
の名台詞が流行語大賞にも選ばれ、知らない人はいないほどの大ヒットになりました。
前作は 2013年7月~9月に放送に放送され、平均視聴率28.7%、最終回は驚異の42.2%を記録。
続編を心待ちにしたファンにとって長い7年間だったと思います。
2020年1月3日には、「半沢直樹イヤー」と銘打って『半沢直樹II ・エピソードゼロ:狙われた半沢直樹のパスワード』が放送されました。ラストシーンでは堺雅人さん、及川光博さんも出演しました。
漫才コンビのナイツが独演会で前作『半沢直樹』のラストを再現した映像を発見しました。
もちろん東京中央銀行ではなく、2人が理事を務める漫才協会を舞台に塙さんのギャラ横領が発覚するという漫才です。しかも、2019年に話題になった闇営業を先取りしています。2人は大和田常務、半沢直樹の声や口調を真似ており、非常にクオリティの高いパロディを演じています。
10:00頃から前振りが始まりますので、未視聴の方は以下のURLからご覧くだい。
2020年4月~6月 TBS系列 日曜劇場(21時~)
前作と同じく、10話程度の放送になると思います。
もちろん池井戸潤さんの原作「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」の2部構成になる見込みです。
「ロスジェネの逆襲」では前作で東京セントラル証券に出向になった半沢のもとへ、電脳雑伎集団の社長が「東京スパイラルを買収するためにアドバイザーになってもらいたい」と依頼をしてくるが、親会社である東京中央銀行に仕事を奪われるストーリー。『エピソード0』では「東京スパイラル」が舞台となり、ラストでは「電脳雑伎集団」の文字も出てきました。
「銀翼のイカロス」では東京中央銀行に戻った半沢は業績悪化をたどる帝国航空の再建を任されるも政府与党の介入により困難を極めるというストーリー。
まだ小説を読んでいない方は予習をしておくと良いでしょう。
メガバンクである東京中央銀行の大阪西支店に融資課長として勤める半沢直樹は、支店長の浅野が強引に押し通した西大阪スチールへの融資で5億円の損害を出してしまう。しかも、浅野は東京本店に根回しをして半沢一人に責任を押し付けようとしていることがわかり、浅野の主張が通ってしまうと半沢は銀行員生命が終わってしまう危機に陥る。
浅野およびその配下や、国税局の黒崎の妨害にあいつつも、半沢は何とか5億円を回収しようと奔走する。
西大阪スチールから5億円を見事に回収したことで半沢は東京本店に栄転し、第二営業部の次長として活躍する。東京で一年が過ぎたころ、大口顧客である伊勢島ホテルが投資失敗で120億の損害を出してしまい、経営再建の担当者として半沢が指名される。
半沢と同じく東京に転勤となった金融庁の黒崎は東京中央銀行への金融庁検査の担当官として2人は再開することになる。もし金融庁検査で伊勢志摩ホテル再建案が認められなければ、東京中央銀行は約1,000億円の引当金を確保しなければならず、銀行の経営に大打撃を与えることとなる。
半沢は伊勢島ホテルを救うために再建計画を練りつつも、銀行内に渦巻く闇と対峙する。
というストーリーでした。
7年前の作品なので、断片的にしか覚えていない人も多いかもしれません。そんな時はBlu-ray/DVDで見直してモチベーションを高めて4月の『半沢直樹2』を迎えましょう。