メジャーリーグでプレーした日本人選手の在籍記録のナショナル・リーグ編です。
チーム別に、どの選手が何年から何年まで在籍していたのかをご紹介します。
※太字の選手は在籍期間中にワールドチャンピオンに輝いています。
※怪我等でDL入りし、メジャーでプレーしていない年も在籍としています。
※マイナー契約で入団し、メジャー昇格の無かった場合は在籍としていません。
※特記事項が無い限り、2023年4月現在の情報です。
アメリカン・リーグ編は以下のページです。
日本人は投手の方がMLBに受け入れられやすいですが、意外にもフィリーズは日本人投手が在籍したことがありません。本拠地のシチズンズ・バンク・パークは打者有利の球場のため、球団を選ぶ際に敬遠されがちなのかもしれません。
日本人では最多となる合計15人の選手が在籍しました。2023年には千賀投手が移籍。シャーザー投手&バーランダー投手とともに強力な投手陣の一角を担っています。
2004年までは「モントリオール・エクスポズ」の名称でカナダに本拠地を置いていましたが、2005年にワシントンDCに移転。伊良部投手と吉井投手はエクスポズ時代に在籍していました。
ヤンキースをFAになったイチロー外野手がマイアミ初の日本人選手になりました。
川上投手・斎藤投手が在籍しましたが、今のところ日本人とは縁の薄い球団です。
日本人が住みやすい都市のため、シカゴは選ばれやすい傾向にあり、「偶然だぞ」の誤訳で有名になった福留外野手以降は合計8人の選手が在籍。2022年には鈴木誠也外野手が移籍しています。
オールドルーキーの桑田投手が最初の日本人となりました。2021年途中からはドジャースをDFAとなった筒香選手が在籍。
秋山外野手が移籍するまで日本人は一人もいませんでした。秋山外野手の移籍が確定し、全30球団に日本人が在籍することになりました。
田口外野手が在籍時は毎年のようにプレーオフに進んでおり、日本人にもなじみのある球団ですが、意外にも田口外野手以降に移籍した日本人選手はいませんでした。しかし、日本人の母を持つラーズ・ヌートバー外野手が2021年にMLBデビュー!2023年のWBCに日本代表のリードオフマンとして出場し、WBC制覇に貢献しました。「ペッパーミル」パフォーマンスで人気になったことから、WBC後も日本のファンから注目を集めています。
MLBに疎い人には「ミルウォーキーってどこ?」と言われがちですが、意外にも合計6人の選手が在籍。しかし、それぞれ在籍期間が短いため、日本のファンにはまだまだ印象が薄いようです。
アジア人初のMLBプレイヤーとなった村上投手は4人の選手が在籍。新庄外野手は日本人で初めてワールドシリーズに出場した選手です。サンフランシスコは日本人の多い都市ですが、村上投手以外、在籍期間は単年です。
ジャイアンツは2010年、2012年、2014年と近年3回もワールドシリーズ制覇をしていますが、タイミング悪く、その期間中に在籍した日本人選手はいません。
温暖であり、日本人が最も多く住んでいる都市の一つであるため、移籍時に選ばれやすく、これまで合計9人の選手が在籍。「パイオニア」野茂投手が最初に移籍した球団であるため、日本でもヤンキースと並んで知名度が高い。
ロサンゼルスから車で2時間という距離であり、日本人も多く住む都市ですが、これまでに日本人選手は3人のみで、在籍期間も短い。
MLB屈指の打者有利の球場であるクアーズ・フィールドが本拠地ですが、野手で在籍したのは松井内野手のみ。当時ワールドシリーズに進出しましたが、惜しくもチャンピオンリングを逃しています。
球団創設4年目の2001年にワールドシリーズをしたダイヤモンドバックスですが、日本人最初の選手となったのは2012年の斎藤投手でした。
以上、日本人選手の在籍記録【ナショナル・リーグ編】でした。