毎年1月が終わりに近づくと、子供たちの関心は「豆まき」、そして大人は「恵方巻」になります。スーパーやコンビニでは早くから予約を受け付けるポスターやのぼりが立ち並ぶため、見かける度に「今年の方角はどっちだろう?」と思う方が多いのではないでしょうか。
もし初詣でお願いし忘れたことがあれば、恵方に向かってしっかり願いましょう。
大阪が発祥とされており、節分の日の夜に決められた方角に向かって食べると願い事が叶うと言われています。2000年頃に全国に広まったため、関東や関西に住んだことにない人には恵方巻を知らないということもあります。
恵方とは、陰陽道で、その年の干支にもとづいて、歳徳神(としとくじん)のある方向を吉の方向として定めたものです。
具材は、七福神に因んだものであり、以下が代表的なものです。
節分(2月3日)の夜に、恵方に向かって巻き寿司を丸かじりします。この時、願い事を思い浮かべますが、言葉を一切発さずに最後まで食べきることが重要です。
2020年の恵方は『西南西』です!
東京からだと、西南西はちょうど富士山の方角です。
さいたまからは富士山の少し北である河口湖や南アルプス市、千葉や横浜からは小田原・沼津・静岡方面です。
札幌からだと、西南西はほぼ日本海になってしまいますが、ランドマークをピックアップするのであれば、羊蹄山・奥尻島方面です。
仙台からだと、西南西は米沢・燕三条・長岡方面です。
名古屋からだと、西南西はちょうど大阪・神戸・淡路島・四国方面です。
大阪からだと、西南西は淡路島の北側・香川県方面になります。
京都の場合、姫路と神戸の間にある明石方面です。
福岡市・北九州市はほとんど同じで、西南西は唐津・平戸・五島方面です。
ここまで日本の主要都市をピックアップしましたが、最後に節分と言えば『鬼』、鬼といえば『桃太郎』、桃太郎と言えば『岡山』で締めくくりたいと思います。
岡山からだと、西南西は福山・尾道・呉・福岡方面になります。
ちなみに広島の場合、ちょうど山口市・北九州市を通ることになります。
以上です。
2020年の恵方巻の準備はバッチリでしょうか。
皆さんの願い事が叶うことを、OUT A TIMES編集部一同願っております。