雲と紫外線の関係を探ってみた

雲の量と紫外線量 ライフ

今日の空を見上げてみてください。
(もし夜になってしまっている場合は、昼間の空を思い出してみてください)

天気は晴れでしょうか?それとも曇りでしょうか?

雲が空を完全に覆っていれば『曇り』と言えますが、「半分くらい晴れ間が見える」時には『晴れ』なのか『曇り』なのかわからない時があります。

気象庁が定める天気の観測方法を見てみましょう。

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雲の量が8割以下だと晴れ

天気の『晴れ』や『曇り』を観測する際、気象庁では職員が目視で確認しており、空全体の雲の量(割合)で決まります。

  • 快晴:雲の量が0~1割
  • 晴れ:雲の量が2~8割
  • 曇り:雲の量が9~10割(中下層の雲が多い)
  • 薄曇り:雲の量が9~10割(上層の雲が多い)

半分以上雲が覆っていると『曇り』と思うかもしれませんが、実は8割の段階ではまだ『晴れ』ということになります。

紫外線は『晴れ』より『曇り』の方が多い?

「実は曇りの日の方が晴れの日よりも紫外線量が多いんだよ」というのを聞いたことがあるかもしれません。

調べてみたところ、気象庁のウェブサイトには以下の通り目安が書かれています。

快晴時と比べた時の紫外線量は、

  • 薄曇りの場合:80~90%
  • 曇りの場合:60%
  • 雨の場合:30%

「えっ、雨の日はあんなに暗いのに紫外線はあるの?」とお気づきのアナタ、いい着眼点です。紫外線は雲を通過するため、雨の日でも紫外線を浴びていることになります。酸性雨とのダブルパンチですね。

「曇りの日の方が晴れの日より紫外線が多いのでは?」というのは、そういうケースもあるということを意味します。

晴れの場合、紫外線はストレートに地表に向かって降り注ぎます。一方曇りの日の紫外線は雲を通過するため、モクモクした雲の中を通っている間に雲の形状に合わせて屈折してしまいます。つまり、乱反射するので結果的に真上以外からも浴びてしまうことになります。

ちなみに雪上では当然、反射しますので、快晴の日にスキー/スノーボードをすると、真上からも、真下からも紫外線を浴びるということになります。これが『雪眼』になってしまうメカニズムです。雪上では必ずゴーグル、またはサングラスを着用するようにしましょう。

雲の量・紫外線量をまとめると

以下の表が雲の量における天気と紫外線量のまとめです。

この表さえ頭に入れておけば、「今日の天気だと、紫外線量は通常の〇%だね」と豆知識を披露できること間違いなしです。

天気雲の量紫外線量
快晴0~1割100%
晴れ2~8割約90~100%
薄曇り9~10割約80~90%
曇り9~10割約60%
~10割約30%

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