メジャーリーグでプレーした日本人選手の在籍記録のナショナル・リーグ編です。
チーム別に、どの選手が何年から何年まで在籍していたのかをご紹介します。
※太字の選手は在籍期間中にワールドチャンピオンに輝いています。
※怪我等でDL入りし、メジャーでプレーしていない年も在籍としています。
※マイナー契約で入団し、メジャー昇格の無かった場合は在籍としていません。
※特記事項が無い限り、2023年4月現在の情報です。
アメリカン・リーグ編は以下のページです。
ナショナル・リーグ 東地区
フィラデルフィア・フィリーズ
日本人は投手の方がMLBに受け入れられやすいですが、意外にもフィリーズは日本人投手が在籍したことがありません。本拠地のシチズンズ・バンク・パークは打者有利の球場のため、球団を選ぶ際に敬遠されがちなのかもしれません。
- 井口 資仁 内野手(2007年、2008年)
- 田口 壮 外野手(2008年)
ニューヨーク・メッツ
日本人では最多となる合計15人の選手が在籍しました。2023年には千賀投手が移籍。シャーザー投手&バーランダー投手とともに強力な投手陣の一角を担っています。
- 柏田 貴史 投手(1997年)
- 野茂 英雄 投手(1998年)
- 吉井 理人 投手(1998~1999年)
- マック鈴木 投手(1999年)
- 新庄 剛志 外野手(2001年、2003年)
- 小宮山 悟 投手(2002年)
- 松井 稼頭央 内野手(2004~2006年)
- 石井 一久 投手(2005年)
- 高津 臣吾 投手(2005年)
- 高橋 建 投手(2009年)
- 高橋 尚成 投手(2010年)
- 五十嵐 亮太 投手(2010~2011年)
- 松坂 大輔 投手(2013~2014年)
- 青木 宣親 外野手(2017年)
- 千賀 滉大 投手(2023年~)
ワシントン・ナショナルズ
2004年までは「モントリオール・エクスポズ」の名称でカナダに本拠地を置いていましたが、2005年にワシントンDCに移転。伊良部投手と吉井投手はエクスポズ時代に在籍していました。
- 伊良部 秀輝 投手(2000~2001年)
- 吉井 理人 投手(2001~2002年)
- 大家 友和 投手(2001~2005年)
マイアミ・マーリンズ
ヤンキースをFAになったイチロー外野手がマイアミ初の日本人選手になりました。
- イチロー 外野手(2015~2017年)
- 田沢 純一 投手(2017~2018年)
アトランタ・ブレーブス
川上投手・斎藤投手が在籍しましたが、今のところ日本人とは縁の薄い球団です。
- 川上 憲伸 投手(2009~2010年)
- 斎藤 隆 投手(2010年)
ナショナル ・リーグ 中地区
シカゴ・カブス
日本人が住みやすい都市のため、シカゴは選ばれやすい傾向にあり、「偶然だぞ」の誤訳で有名になった福留外野手以降は合計8人の選手が在籍。2022年には鈴木誠也外野手が移籍しています。
- 福留 孝介 外野手(2008~2011年)
- 田口 壮 外野手(2009年)
- 高橋 尚成 投手(2013年)
- 藤川 球児 投手(2013~2014年)
- 川崎 宗則 内野手(2016年)
- 上原 浩治 投手(2017年)
- 和田 毅 投手(2014~2015年)
- ダルビッシュ 有 投手(2018~2020年)
- 鈴木 誠也 外野手(2022年~)
ピッツバーグ・パイレーツ
オールドルーキーの桑田投手が最初の日本人となりました。2021年途中からはドジャースをDFAとなった筒香選手が在籍。
- 桑田 真澄 投手(2007年)
- 岩村 明憲 内野手(2010年)
- 高橋 尚成 投手(2012年)
- 筒香 嘉智 外野手(2021~2022年)
シンシナティ・レッズ
秋山外野手が移籍するまで日本人は一人もいませんでした。秋山外野手の移籍が確定し、全30球団に日本人が在籍することになりました。
- 秋山 翔吾 外野手(2020~2021年)
セントルイス・カーディナルス
田口外野手が在籍時は毎年のようにプレーオフに進んでおり、日本人にもなじみのある球団ですが、意外にも田口外野手以降に移籍した日本人選手はいませんでした。しかし、日本人の母を持つラーズ・ヌートバー外野手が2021年にMLBデビュー!2023年のWBCに日本代表のリードオフマンとして出場し、WBC制覇に貢献しました。「ペッパーミル」パフォーマンスで人気になったことから、WBC後も日本のファンから注目を集めています。
- 田口 壮 外野手(2002~2007年)
- ラーズ・ヌートバー外野手(2021年~)
ミルウォーキー・ブリュワーズ
MLBに疎い人には「ミルウォーキーってどこ?」と言われがちですが、意外にも合計6人の選手が在籍。しかし、それぞれ在籍期間が短いため、日本のファンにはまだまだ印象が薄いようです。
- 野茂 英雄 投手(1999年)
- マック鈴木 投手(2001年)
- 野村 貴仁 投手(2002年)
- 大家 友和 投手(2005~2006年)
- 斎藤 隆 投手(2011年)
- 青木 宣親 外野手(2012~2013年)
ナショナル ・リーグ 西地区
サンフランシスコ・ジャイアンツ
アジア人初のMLBプレイヤーとなった村上投手は4人の選手が在籍。新庄外野手は日本人で初めてワールドシリーズに出場した選手です。サンフランシスコは日本人の多い都市ですが、村上投手以外、在籍期間は単年です。
ジャイアンツは2010年、2012年、2014年と近年3回もワールドシリーズ制覇をしていますが、タイミング悪く、その期間中に在籍した日本人選手はいません。
- 村上 雅則 投手(1964~1965年)
- 新庄 剛志 外野手(2002年)
- 藪 恵壹 投手(2008年)
- 田中 賢介 内野手(2013年)
- 青木 宣親 外野手(2015年)
ロサンゼルス・ドジャース
温暖であり、日本人が最も多く住んでいる都市の一つであるため、移籍時に選ばれやすく、これまで合計9人の選手が在籍。「パイオニア」野茂投手が最初に移籍した球団であるため、日本でもヤンキースと並んで知名度が高い。
- 野茂 英雄 投手(1995~1998、2002~2004年)
- 石井 一久 投手(2002~2005年)
- 木田 優夫 投手(2003~2004年)
- 中村 紀洋 内野手(2005年)
- 斎藤 隆 投手(2006~2008年)
- 黒田 博樹 投手(2008~2011年)
- 前田 健太 投手(2016~2019年)
- ダルビッシュ 有 投手(2017年)
- 筒香 嘉智 外野手(2021年)
サンディエゴ・パドレス
ロサンゼルスから車で2時間という距離であり、日本人も多く住む都市ですが、これまでに日本人選手は3人のみで、在籍期間も短い。
- 大塚 晶則 投手(2004~2005年)
- 井口 資仁 内野手(2008年)
- 牧田 和久 投手(2018年)
- ダルビッシュ 有 投手(2021年~)
コロラド・ロッキーズ
MLB屈指の打者有利の球場であるクアーズ・フィールドが本拠地ですが、野手で在籍したのは松井内野手のみ。当時ワールドシリーズに進出しましたが、惜しくもチャンピオンリングを逃しています。
- マック鈴木 投手(2001年)
- 吉井 理人 投手(2002年)
- 松井 稼頭央 内野手(2006~2007年)
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
球団創設4年目の2001年にワールドシリーズをしたダイヤモンドバックスですが、日本人最初の選手となったのは2012年の斎藤投手でした。
- 斎藤 隆 投手(2012年)
- 平野 佳寿 投手(2018年~2019年)
以上、日本人選手の在籍記録【ナショナル・リーグ編】でした。
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