頭取には多大な、多大な恩赦を受けました。
そのご恩は一生忘れません。施されたら、施し返す。恩返しです。
第一話 大和田暁
それが私のモットーでございますので、精一杯やらせていただきます。
これはこれは、半沢君じゃないか。
それは伊佐山君からのお遣いかな?大型買収が召し上げられて、代わりにゴミ案件か。
第二話 大和田暁
悲しいねぇ。
子会社の手柄は親会社のもの、親会社の失敗は子会社の責任。
銀行とはそういうところだ。しかも君、その責任を取らされて飛ばされるそうじゃないか。
一度ならず二度までも出向とは、君も運の無い男だ。何なら、この私が何とかしてあげようか?
第二話 大和田暁
はい、残念でした。
そんなものは守れません!
組織に逆らったらどうなるか、君が一番よくわかっているはずだ。私はどんな手を使っても生き残る。
だが君はもう、おしまいです。お・し・ま・い・DEATH!
第二話 大和田暁
それは、それは、謹んでお断りをいたします。
半沢君、私は銀行の人間ですよ。子会社の君なんかに力を貸すわけないでしょう。
ましてや、お前なんかと誰が手を組むか!
死んでも嫌だね!帰りなさい!負け犬半沢直樹君!
第四話 大和田暁
やるよ!やってやる。やってやればいいんだろ!
第四話 大和田暁
その代わりやってやれば、お前の倍返しは決まるんだろうな、ちゃんと!?
なんと、これは、驚きですねぇ。
第四話 大和田暁
半沢君、そこまで言うからには、ちゃんと裏は取れているんだろうねぇ?
これはこれは、東京中央銀行を救った英雄のお戻りだな。
第四話 大和田暁
おかえりなさい、半沢君!
君もいろいろあったにせよ、こうして頭取には銀行に戻してもらえた。
私もあの方のおかげで今がある。施されたら施し返す。恩返しだよ!
第四話 大和田暁
すべて、君の肩にかかっている。
第四話 大和田暁
頼みましたよ、半沢君。
政治というものはね、常に理屈では割り切れない問題があるんだよ。
第六話 大和田暁
しかし何より大事なのは、頭取のお立場をお守りすること。
それが我々銀行員の正義なんですよ。
銀行、沈没!頭取も、沈ヴォッツ!
第六話 大和田暁
お、お、おねしゃす。
第八話 大和田暁
半沢君、君はもう今度こそ本当に、間違いなく、不可逆的に、おしまいです。
第十話 大和田暁
グッバーイ、DEATH!
では出撃と参りますか!
第十話 大和田暁
はぁ!?すいません、最近ちょっと耳が遠くて!
第十話 大和田暁
はい、1000倍。
第十話 大和田暁
思いっきりやり返しなさい。
こんな銀行に誰が残るか!
第十話 大和田暁
死んでも嫌だね、死んでも嫌だね!
もうこの銀行はおしまいです。
銀行を立て直せるっていうんだったら、お前が最後まで責任取れよ!
第十話 大和田暁
その青臭い正義を引っ提げて、沈没寸前、東京中央銀行を立て直してみろって言ってるんだ!
親父さんが勝手に亡くなって、お前なんかに恨まれたせいで、私の銀行人生は滅茶苦茶だ!
第十話 大和田暁
この世で一番嫌いなお前を!全、人、生をかけて、叩き潰す!
受けて立て!受けて立て!
上等だ。やれるもんなら、やってみな!
第十話 大和田暁
あばよ!!!
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