《ガンダムの名言》『赤い彗星』シャア・アズナブルに学ぶビジネス術!

シャア・アズナブルの名言 TV

1979年に放送開始され、現在に至るまでに多くのガンダム作品が生み出されましたが、歴代のガンダムシリーズの中でも屈指を人気を誇る、初代ガンダムの『赤い彗星』こと、シャア・アズナブルの名言をご紹介します。

人心掌握に長けており、上司からも部下からも信頼が厚く、少佐(放送開始時)から大佐、そしてネオジオン広告の総帥にまで上り詰めます。そんなシャアの残した数々の名言は令和の時代でを生き抜く私たちにとっても参考になるものばかりです。日常のビジネスの場で是非お役立てください。

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上司編

君は私とデニムの命令を守ったのだ。気にすることはない。

第2話「ガンダム破壊命令」より

失敗を詫びるスレンダー軍曹 に対して。

ドラマ『半沢直樹』のように「上司の失敗は部下の責任!」としてしまうと、いつか部下に倍返しをされてしまいます。(実際、シャアはザビ家に100倍返しを成し遂げます)

組織のリーダーが成功するためには部下にたくさん働いてもらわなければなりません。部下を守るのは上司の仕事。部下の失敗を咎めずに、しっかりとその報告内容を分析し、次の作戦に役立てることがシャアの有能な上司としての素質を表しています。

また、「悪い報告」はすぐに上司に連絡する方が被害を最小限で食い止められることもあります。この時シャアはスレンダーからの報告を受けた直後にドズル中将に連絡しています。組織を勝利に向かわせるための最良な判断と言えるでしょう。

当たらなければどうということはない。援護しろ!

第2話「ガンダム破壊命令」より

ガンダムのビームライフルに怯える部下に対して。
当たれば死ぬ、しかし当たらなければ死なない。未知の相手の武器に不安を覚えたスレンダーを落ち着かせようとしての一言。戦場では冷静さを欠いてしまうと命取りになることを熟知しています。

しかしこの後、ガンダムはスレンダーの乗るザクを ビームライフル一撃で 撃破することになり、シャアは「何ということだ!あのモビルスーツは戦艦並みのビーム砲を持っているのか!」「か、火力が違い過ぎる!」と驚愕します。

挽回するチャンスはまだある。
それに我々指揮官は最前線で士気を鼓舞しなければな。

第8話「 戦場は荒野 」より

十中八九勝てるはずの戦闘を落としてしまい、落ち込むガルマに対して。
シャアのような上司がいれば、部下は勇気を持っていろんなことにチャレンジできるでしょう。ガルマもシャアの下で経験を積めば有能な指揮官に成長できた可能性もありますが、ザビ家に生まれたため「下積みという経験をできなかった」ことが彼の悲劇だったと言えるでしょう。

止まるな!止まったら助かるものも助からんぞ。走れ!

第30話「小さな防衛線」より

ビジネスにおいて、立ち止まっている暇はありません。失敗したとしても、その経験を糧にして、走り続けるのです。ただし、どの道に進むべきか悩む時は、しっかり立ち止まり、最良の答えが出るまで考え抜きましょう。

木馬にぶつかるつもりで突っ込め!ウロウロ逃げるより当たらんものだ。私が保証する。

第31話「ザンジバル追撃!」より

戦艦同士が正面衝突するかもしれない時の一言。
シャアはモビルスーツのパイロットであるが故、接近戦の方が好きなのかもしれません。
この作戦で、ホワイトベース指揮官のブライトは「こんな戦い方をするのはシャアだ」と怯んでしまいます。

構わん。私の知らなかった戦力のことなどな。

第32話「強行突破作戦」より

上司への報告、および指示に従うことは重要であることを再認識させられる一言。部下のマリアンはシャアに絶対服従するしかなくなりました。
部下にやりたい放題されて頭を悩ませるブライトに対して、シャアの方が上官としての腕は一枚も二枚も上手です。

よく見ておくのだな。実戦と言うのは、ドラマのように格好の良いものではない。

第34話「宿命の出会い」より

ドラマや映画をはじめとするフィクションはほとんどが綺麗な筋書きが描かれているもの。しかし、実戦は違います。泥臭いこと、地味なこと、汚い仕事、いろいろあるでしょう。

理想論だけを語っても机上の空論となってしまうリスクは高く、実戦の中で研ぎ澄まされる知識や技術をどう活かすかが、その後の勝敗(成功/失敗)を左右することになります。

今の私には、ガンダムは倒せん。ララァ、私を導いてくれ。

劇場版「めぐりあい宇宙」より

ララァを失った後の一言。TV版では「ララァ…ガンダムを討ちたい。私を導いてくれ。」と言います。
リーダーは何でもできるようですが、すべて一人でできるわけではありません。だからこそ仲間がいて、部下がいます。優秀な人が誰かを頼ることはカッコ悪いことではありません、必要な時は素直に仲間・部下に助けを求めましょう。

はっきり言う、気に入らんな。

第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」より

未完成のジオングに登場する前のシャアの一言。
近年では扱いにくい若手が増えてしまったと嘆く上司もいますが、部下の気に入らない部分があれば、はっきり言ってあげることも上司としての使命です。もちろん、直観ではなく、部下が納得できる理由を用意することも必要です。

君は自分の手で歴史の歯車を回してみたくないのか?

THE ORIGIN III「暁の蜂起」より

連邦に対して蜂起する直前に躊躇するガルマに対して。
リスクが大きければ大きいほど、失敗した時に失ってしまうものへの恐れを感じて人は躊躇してしまうもの。このシャアの一言は部下に対してではありませんが、仲間や同僚に「自分がやならければ」と思わせるモチベーションアップのための人心掌握術もリーダーに求められます。

戦略編

戦いとは、いつも二手、三手先を考えておこなうものだ。

第2話「ガンダム破壊命令」より

「補給艦の到着を待つのではないのですか?」と質問するドレン少尉に対して。
補給艦が到着した時にすぐに次の手に移れるように、シャアはサイド7に降り立ちます。部下からの報告を鵜呑みにするのではなく、自分の目で「連邦の新しいモビルスーツ」を見ることでその後の戦略に役立つ可能性は大いにあります。

1つの作戦にすがるのではなく、打てる手はすべて打っておくのが優秀なリーダーであることを表す1シーンです。デスクにのんびり腰掛け、部下と談笑したり、コーヒーを飲んでいる暇はありません。

見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらを!

第2話「ガンダム破壊命令」より

部下からの報告だけを判断材料とするのではなく、自分自身の物差しで測ることで戦況をよりよく見極めます。「百聞は一見に如かず」の重要性をシャアはよくわかっています。

映画『踊る大捜査線』で「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ!」という名言が生まれましたが、まさにリーダーに必要なのは現場の状況をよく知ること。そうでなければ組織を成長させることはできません。

並の軍略化ならば、よもやこのムサイ如きが仕掛けてくるとは思うまい。手はあるよ、ドレン。

第4話「ルナツー脱出作戦」より

「一隻の巡洋艦が要塞を襲ってくるはずがない」という相手の裏をかこうとするシャア。ここまでは部下のドレンも想定内でしたが、ムサイで襲い掛かるのではなく「ノーマルスーツで潜入する」というシャアの一言には乗員一同が驚きました。

戦いは非情さ。そのくらいのことは考えてある。

第5話「大気圏突入」より

二段構えのシャアの作戦に感服するドレンに対して。
行き当たりばったりではなく、先を読んで作戦を立て、すぐに次の行動に移せるように準備をすることは組織のリーダーに求められる条件です。

君はいい友人であったが、君の父上がいけないのだよ。

第10話「ガルマ散る」より

映画「ゴッドファーザー」のセリフに “Keep your friend close, but your enemies closer.” (友人とは親しく、敵とはもっと親密に)というものがあります。

ザビ家に復讐するために、ザビ家の懐に入り込むことで、ガルマを消すことに成功します。ガルマと友人になった経緯はTHE ORIGINで詳しく描かれていますが、ここまで近づくには当然大きなリスクが付きものです。(実際、キシリアには正体がバレています)

ガルマは士官学校で切磋琢磨した一番の友人であるため、心の葛藤はあったと思いますが、情に流されることなく冷静にやるべきことを果たしたシャアの行動力・判断力はさすがと言えましょう。

戦いは危険を冒してはならぬ。

第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」より

生き様編

私もよくよく運のない男だな。作戦の帰り道であんな獲物に出会うとは。

第1話「ガンダム、大地に立つ!」より

シャア初登場で最初のセリフです。
シャアは「目の前の困難」=「キャリアアップのための踏み台」と捉えることが多いため、「よくよく運がない」というネガティブ気味な言葉の中に「こんな獲物に出会うとは運がいい」という意味を含んでいます。敢えて「よくよく運の無い男だ」という言葉を選ぶところにシャアの美学を感じます。

認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを。

第1話「ガンダム、大地に立つ!」より

記念すべき第1話を締めくくるセリフ。
部下の命令違反が原因とはいえ、ザクを2機も失ったことへの反省の色が伺えます。部下の責任にするのではなく、自身の統率力がチーム全体に浸透できていなかったことが原因であることを痛感しています。同じ失敗を繰り返さないために、戒めとして自身に言い聞かせているようです。

モビルスーツの性能の違いが戦力の決定的差ではないということを教えてやる!

第3話「敵の補給艦を叩け!」より

敵の最新のモビルスーツの性能を認めつつも、自身のスキルでそれを上回ろうとするのがシャアという人間です。逆境はピンチではなく、さらなる自己成長のための糧であると捉え、常に前線に赴きます。

木馬ならこの目で確かめたい。キシリア殿に笑われようが、私にも意地というものがあるのでな。

第25話「復活のシャア」より

マッドアングラー隊に回されて、早速木馬に出会うか。私は運がいい。

第25話「復活のシャア」より

さらにできるようになったな、ガンダム!

第29話「ジャブローに散る!」より

神のみぞ知るというところだ。

第31話「ザンジバル追撃!」より

ホワイトベースとザンジバルが互いに正面を向いて砲撃勝負になり、どちらの射程距離が長いかを考えた時の一言。シャア大佐も時には運任せですが、「運が良い」ことは誰よりも知っています。

ドレン、私を誰だと思っているのかな?

第32話「強行突破作戦」より

ドレンの「追いつけますか?」に対する返答。
シャアとドレンの関係があってこそ成り立つ会話。
部下はシャアのような頼もしい上司について行きたくなります。(もちろん、実力が伴っていることが前提です)

言葉には気をつけたまえ、ミスター・カムラン。

第35話「ソロモン攻略戦」より

カムランの「二度と来てもらいたくない」への返答。
相手に警告するときも冷静に。もちろん、脅しを含めるのも忘れずに。

私は、モビルスーツに乗っても必ず帰ってくる主義だ。

第37話「テキサスの攻防」より

マリガンの「ノーマルスーツを着てはいただけませんか?」への返答での一言。シャアは「死にたくない一心でな。だから戦闘服だのノーマルスーツなどは着ないのだよ。」と続けます。自分自身にプレッシャーをかける(追い込む・背水の陣をとる)ことで、自身の能力を100%発揮させます。

マスクをしている訳はわかるな、私は過去を捨てたのだよ。

第38話「再会、シャアとセイラ」より

久しぶりに再会したキャスバルとアルテイシア。多くを語りたいはずなのに、敵・味方であるが故、シャアはこの一言にすべての意味を込めた。妹には平穏に暮らしてほしいと願う兄キャスバルの美学です。

チャンスは最大限に生かす、それが私の主義だ。

劇場版『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』より

『半沢直樹』の名言「やられたらやり返す。それが私の流儀でね。」と似たような雰囲気です。もしかすると半沢もシャアの生き方を学び、ビジネスの場で実践しているのかもしれません。実際、半沢と同じようにシャアもザビ家に対して100倍返しを成し得ます。

見えるぞ、私にも敵が見える。

第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」より

やはり、ザビ家の人間は許せん。

第43話「脱出」より

ガルマ、私からの手向けだ。姉上と仲良く暮らすがいい。

第43話「脱出」より

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